やっぱり「フロー効率」重視のチーム編成が最強なきがする今日このごろ。


われわれ、フロー効率が高いチーム構成になっています。
われわれWeUiのチームなんですが、わりといろんな背景をもったメンバーで構成されています。
プロダクトマネージャ、UXデザイナー、UIデザイナー、フロントエンジニア、バックエンド/インフラエンジニア(ここは少なめ。。。)、と、いろいろな得意分野の違うメンツがそれってるのですが、これ、いわゆる
「フロー効率」
が、高めのプロジェクトに非常にフィットする体制だなーと、以下の本を読んであらためて思ってます。
This is Lean
この本、WEBサービスやアプリを作るのにどういうアプローチでプロジェクトを進めればいいか?みたいな内容が満載で気づきが多い。
IT組織でプロジェクトが上手く進まないなーと思ったときには何度も戻ってきたい本なので、あらためてちゃんと紹介したいのですが、なかでも重要な概念が
・フロー効率
という考え方。
このフロー効率に対する言葉として、「リソース効率」という考え方があって、こっちのほうはわかりやすいです。各リソース、例えば私個人が、100使えるパワーをどこまでマックス100使ってるかどうか? これをリソース効率といいます。
たいして、フロー効率は誤解を恐れずに言うと、WEBサービスなどのプロダクトのリリースまでどれぐらい無駄なく、すばやく仕事を進められるか?みたいな考え方です。
なので、私が「リソース効率」重視でAという案件で「リソース」100つかってて、Bという案件に着手できない。結果、Bのプロダクトをリリースまで進められるのが3ヶ月後となると、私がボトルネックで、
「リソース効率」はよいかもしれんが「フロー効率」最悪
と、なるわけですね
なので、この状況を回避するには自分のリソースにある程度遊びをもっておいて、案件Bがきたら、すぐに着手できるようにしておく。
一つの案件でパンパンにならない働き方が重要ということになりますね。
で、最初に言った「うちのチームは背景バラバラ」がここで活きてきます。
例えばAの案件のUX調査をやってるとき、フロントエンジニアは暇です。なので、Bの案件ができる。
Aの案件も、Bの案件も別の背景の人にところにボールがあるからUIデザイナーはCの案件を進めておける。
そんな感じで、フロー効率を重視したプロジェクトの進め方が、背景ばらばらのチームでできてるんですね。これは案件のゴールとか成功が不確実な時代、つまり
「不確実で突発的な仕様変更が当たり前」
な時代に最強なチーム編成だと思います。
「スクワッド」として仕事をするので品質、効率よくなるのです。
あ、そうそう。あわせて以下のような本も読みました。
ユニコーン企業の秘密
この本の中に、スタートアップに最適なチームの組み方として
「スクワッド」
という考えがあるんですが、図らずもWeUiのチーム、このスクワッドになってたみたい。
BCGさんの資料から抜粋
できれば、スクワッドを複数持ったトライブを作って、さらにチャプター間で、リソースの融通のしあい、ナレッジのシェアなんかができるような体制ができればいいのになーと思ってます。
このあたりのスクワッドを中心とした組織構成はあらためてしっかり描きたい。。
うーん、最強の「スクワッド」として仕事したいな。
たぶん、フロー効率重視の素早い仕事に磨きがかかると思います。
そして、スクワッドと言えばDCコミックの映画「ザ・スーサイド・スクワッド」最高の映画でしたよー。